メディ女インタビュー

【LAURIER PRESS(ローリエプレス)】かわいくなりたい女の子たちの背中を押してくれる強い味方。チャレンジ精神に溢れた女性が活躍するオリジナルメディア

流行に敏感な女の子たちが、 いまどんなことに興味があって何を知りたいのか。作られた世界ではなく、もっと身近なあの子のようになりたい。「本当にかわいくなれる」鮮度の高いコンテンツを発信しているローリエプレス。今回はセクションマネージャーとしてチームを牽引している荒木美里(あらきみり)さんにお話を伺いました。

2018年04月19日更新

MGL編集部

  • fb
  • line

「どうしたらあの子みたいにかわいくなれるの?」を丁寧に伝えていきたい

ーまずはローリエプレスの立ち上げの経緯を教えてください。

荒木「もともとはエキサイトニュースの中にあった1つのコンテンツで、当時は「ローリエ」という名前で展開していました。恋愛をテーマにしたコラムを配信していたのですが、エキサイトニュースの中でもローリエは人気が高く、スピンアウトしてみようという流れになったんです。2016年7月にエキサイトニュースから独立し、新しいメディアとしてローリエプレスをリリースしました。

ローリエの時代よりもターゲット年齢層を低くし、メインターゲットは10代後半〜20代前半です。」

ーローリエプレスの特徴や強みはどんなところですか。

荒木「“かわいい”という情報はもちろん、かわいくなるための一歩・かわいいの一歩先というところを重要視しています。例えば「今こういうのが流行っているよ」と画像を並べているだけだと、確かにかわいいけれど、『この子って、なんでこんなにかわいいんだろう』『どういうマッサージ方法やメイクをしているんだろう』って知りたくなりますよね。そう言ったところをさらに深掘りしてお届けしているというのが強みになっています。

以前はコラムとしてテキスト重視の読み物が中心でしたが、ローリエプレスにシフトしてからは、 画像や動画がメインコンテンツです。検索方法も、キーワードが主流でしたが、ローリエプレスでは画像で検索できるようにしました。

若い女の子たちに人気でSNSで影響力のある方をライターとして起用しているのも特徴です。 彼女たちが本当に毎日やっているメイク術であったりファションのテクニックだったりを、彼女たち自身の言葉で発信してもらっているので、より身近に感じられて読者も実践しやすいんだと思います。

ユーザー調査によれば、ローリエプレス読者の半数以上がインスタグラマーを夢見ている子たちです。理由としては、インスタグラムの利用率が100%に近いので、芸能人よりもそこで活躍している身近な彼女たちに憧れていて、影響されているという感じでしょうか。

また、コスメやネイルなどの美容記事を見て実際に買った、ローリエプレスで紹介されていたカフェやスイーツショップに行った、と答えているユーザーもかなり多くいます。
“ただかわいいだけ”の情報ではなくて、かわいいの一歩先、その作り方などを丁寧に教えている記事が多いので、実践しやすいというのもこうしてアクティブなユーザーが多くなる理由なのかなと思っています。

ローリエプレスでは、記事を展開するだけではなく、ユーザーが参加できるリアルイベントにも力を入れています。パーティーだったりワークショップだったり形式は毎回バラバラですが、世界観だけは崩さないよう厳しめに企画していきます。 先日のイベントにはテレビの取材が入って紹介していただきました。

サイトやアプリ等のオンライン上で完結するのではなくて、リアルな場でも発信できるのはかなり強みだと思います。」

「ただかわいいだけじゃない」ローリエプレスの世界観を伝えるセクションマネージャー

ー荒木さんの主な仕事内容を教えてください。

荒木「ローリエプレスセクションのマネージャーとして全体を見ています。主に案件の進捗管理や新規領域の開拓です。ほかにはコンテンツの品質チェックや、イベントがある時は現場ディレクションや拡散状況の確認などもやっています。

コンテンツ制作や編集は編集長中心にセクションのメンバーにほぼお任せしていて、私は掲載後の反応等を見て、媒体全体の方向性を考えたりしています。アプリのUIUX等の分野でも頼もしいメンバーがいるので、基本はお任せです。

編集回りのメンバーは現在インターン含め10名ほどと少人数、エンジニアは別に居ます。他の有名メディアに比べたら圧倒的に少ないですが、だからこそコミュニケーションが密にとれます。女性が中心で、年齢層も若いですね。

また最近では、営業スタッフに同行して、広告主さんとのやりとりをすることが増えてきました。ローリエプレスっていう世界観は社内でも独特で、若い女の子をターゲットにしているメディアなので、営業スタッフからしてもこのターゲットにあう商材は何だろうか、どういう切り口なら刺さるんだろうと、悩む時もあるようです。そんな時は、提案内容を一緒に企画したり、事例を集めたり、実際に一緒に提案へお伺いしたりします。

難しいところは、社内で「これローリエプレスっぽくない?」と紹介されても、全く違っていたりとか。そういうミスマッチはどうしても生まれています。「若い女の子でしょ」って一括りにされがち。とはいえ私たちからすると、何もかもが”かわいい”のではなく、”かわいい”にも性質が違うものもあるんです。」

ー「ピンクだったらいい」というわけではないですもんね。

荒木「ピンクだけど、このピンクは奇抜すぎるから合わない」とかはありますね。そこまで世界観にこだわる規模では正直まだないかもしれないけど、そこを大事にしていかないと、ユーザーにもその適当さって伝わってしまう気がして。今は程よく厳しめにしています。
メンバーの中でも、「私はこういうのを撮影したい」「私はこの雰囲気は合わないと思う」など意見が割れることもあります。そう言った時は、ちゃんと話し合ったり、データを参照したり。「じゃあ一回撮ってみたら?」など提案したり。制作において意見が食い違うことは悪いことではないので、どんどん意見を出し合って良くしていきたいと思っています。」

ーもともとローリエプレスの世界観が好きだったんですか。

荒木「ちょっとは素質はあったのかもしれませんが、そこまでガーリーなマインドがあったわけではないと思います。やはり毎日やっていると影響されてしまいます。ファッションもメイクも影響を受けていますよ。メンバーとは、「このコスメおすすめだから使ってみて」などと楽しんでいます。女子の集団っぽいですね。日々の業務にもワクワク感があります。イベントでも、今日のドレスコードはピンクね、などと決めているんですよ。」

荒木さんの1日を教えて!

  • 10:00 出社
  •  外出や来客がなければ数字系のチェックから開始。記事掲載スケジュールを見て今日はどのような記事が何本くらいあがるのか確認。来客や営業同行がある場合は、過去コンテンツのデータを分析するなど準備をしておきます。

  •  13:00ごろ ランチタイム
  •  オフィス内にあるカフェで食べたり、メンバーと外に食べに行きます。

  •  午後
  • 流動的ですが、引き続きデスクワークをする日もありますし、外出することも。まちまちです。私は、ルーティーン業務は少なめなので、新規ビジネスを考えたり、界隈ではやっていることを調査をしたり、編集長やメンバーとコンテンツミーティングをしたり、多忙なメンバーを手伝ったりもします。

  • 20:30 終業
  • 繁忙期はどうしても遅い日が多く、会社を出るのが22時になることもあります。その分、たまにフレックスを利用して15時に帰ったりと、休める時に休むようにメリハリをつけて働いています。


    ー荒木さんのこれまでの経歴も教えていただけますか。

    荒木「新卒で入社したのはEC系の会社で、そこではWeb全般のことを学びました。2社目はWeb媒体に転職し、編集部ノウハウなどを学びました。そうした中で、ポータルならではの事業領域の広さに魅力を感じ当社(エキサイト株式会社)へ転職し、今に至ります。

    入社してからはエキサイトニュースを担当しました。同時期に入社した仲間などとチームを組み、1年で200%ほど成長させることができたんです。そんな時にまだエキサイトニュースの中にあったローリエプレスの前身『ローリエ』の人気が高まっていて、単体でも成功しそうだなということになり『ローリエプレス』として独立。この春からはローリエプレスがセクションとして独立し、会社的にも期待されています。」

    新しいことにチャレンジしていきたい。夢はますます広がっていく

    ー2017年12月に初の書籍を出版されたと伺いましたが、そちらのお話も詳しく聞かせてください。

    荒木「Webの媒体から雑誌を出すというのが最近チラホラありまして、ローリエプレスでも雑誌を出してみたらという話はあがりましたし、出版はやってみたいという想いがありました。しかしファッション誌となると、表面的な”かわいい”を見せて終わりになってしまわないかなと懸念がありまして、結果的に書籍という形で昨年末に出版をいたしました。

    書籍「自分もSNSもかわいすぎてツラい」(ローリエプレス著 / ダイヤモンド社)は、内容の一部はサイトで人気の記事を引用したりしていますが、ページの大半は撮り下ろしています。

    この本を持っていれば、一気に女子力がアップする教科書という感じで好評をいただいています。実際に「この本を見て勉強しました!」という方もいて、そういった使い方をしてほしかったので嬉しいです。

    書籍出版をするにあたり、初めてのことや慣れないことも多く、すごく忙しかったですが、やりがいがあって、そこまで苦にはならなかったです。」

    ローリエプレスは生活の一部になっているほど大きな存在

    ーローリエプレスを運営している上でのやりがいと苦労を教えてください。

    荒木「イベントや新しいコンテンツにフォロワーがついてくるのが目に見えてわかるので、とてもやりがいを感じています。 1つ1つこだわって作っているので、それが評価されていると、もっと頑張ろう!と意欲が湧きますね。アプリを利用しているユーザーも増えていて、レビューでも「充実している」「ためになる!」というお声を頂いていて嬉しいです。

    苦労でいうとメンバーの人数が少ないので、個々の裁量が大きくなってしまうといった点でしょうか。やりがいでもあるのですが…

    あとは、ユーザーが若い女の子なので、色々なものや人に影響されやすく、流行りに移りやすいということもあります。”本当に好き”というところまで形成されない間にターゲット層から外れてしまうこともあるので、その間にしっかりと”好き”になってもらいたいです。

    メディア側で働いていると、コンテンツを作ってアップしてということの繰り返しが多いので、マンネリ気味になりがちですが、作り手がそうなってしまうとユーザーにも伝わって飽きられてしまいます。そうならないように、常に新しいことを企画して発信することを重視しています。それがリアルイベントを開催することだったり、「ローリエガールズ」という読者モデルグループの設立だったり、書籍の出版だったりします。」

    ーお忙しいとは思いますが、プライベートと仕事の両立はいかがですか。

    荒木「年度末はイベントが多かったので、週末もイベント会場にいることがほとんどでした。そんな忙しい中でも、隙間時間を見つけて好きな料理をしたり、飼っている猫のおもちゃを選びに行ったりしています。

    ローリエプレスを担当していると、日々新しい情報が出てくるのでついついチェックしてしまうんです。自分自身が1ユーザーになって、新しいお店に行ったり商品を見に行ったりしていますね。マインドもローリエプレスにシフトされてしまうほどです。」

    ーこれからメディアとして目指したいこと、荒木さん個人としての目標などを教えてください。

    荒木「メディアとしては、ただコンテンツを配信するだけではなくて、もっとリアルな場で交流したいですし、Web上でも一つ脱したものになりたいと思っています。

    オンラインサロンや月額制サービスを作りたいなとか。そのために自分自身も知識が足りないので、勉強しなければと思っています。新しいことをやってみたいという意欲がすごくあるので、積極的にチャレンジをしていきたいです。」

    読者目線のリアルを追求して

    「次はこんなことをしたいんです!」と、ローリエプレスへの熱い思いを語る姿がとても印象的だった荒木さん。新しいことに意欲的にチャレンジする姿は、努力すれば結果がついてくることを体現していて、お話を伺っているこちら側にまで刺激が伝わってくるインタビューとなりました。

関連するキーワード