メディ女インタビュー

【つやプラ】信頼できる美容情報を発信するために

“つやっときらめく美をプラス”をコンセプトに、アラフォーの女性向けにエイジングケアを中心とした美容情報を発信している「つやプラ」。先月「LAR」というメディア名から「つやプラ」へとリニューアルした同メディアでは、どのように運営しているのでしょうか。今回は編集長の鈴木舞さまにお話を伺いました。

2018年09月21日更新

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信頼できるメディアを作りたい

ーまずはサイト立ち上げの経緯について教えてください。

鈴木「弊社では、2012年11月にターゲットを20代からアラサー女性に向けた美容情報サイト『LBR(Life & Beauty Report)』を立ち上げています。その当時は信頼できる美容情報メディアが少なく、専門性の高いライターによる美容情報メディアが必要だと感じていました。その後、具体的かつより深くなってくるアラフォー以上の女性のエイジングや美容の悩みも解決していくために、『つやプラ』の前身である『LAR(Life & Aging Report)』の開設に至ります。

 

そして、より多くの女性に支持してもらえ、媒体のブランドを高めていけるメディアにしていきたいという想いのもと2018年7月10日に『LAR』から『つやプラ』にメディア名を変更しリニューアル。メディア名を“つや”という分かりやすい日本語にしたため、コンセプトがすぐに伝わるようになりました。また、“つや肌”をコンセプトにしている化粧品メーカーさんも多いので、コンセプトに共感していただけることも多いのがポイント。現在は、ユーザーの中でも40代が一番多い層になっており、30代後半から40代女性をメインユーザーとして捉えています。」

なりたい女性像を叶えるための手伝いを

ーどのようなメディアを目指していますか。

鈴木「大人になると今までのイメージを引きずりがちだったり、今までの固定概念につい捉われてしまいますよね。『つやプラ』ではユーザーさんがそれぞれ持っているであろう、なりたい女性像に近づくためのチャレンジが自由にできるよう応援したいと考えています。

女性には大人になると色々な悩みが出てきて、その中に『ちょっとくすみが気になる』とか『乾燥が気になるようになった』『20代のときと同じスキンケアなのに効果が出にくい』など、お肌や美容に関する悩みがあると思います。そこで『つやプラ』ではその問題を解決してより魅力的な女性に見えるように、メイクやスキンケアだけでなく、食事や睡眠・エクササイズを組み合わせたより良い美容方法を提案できるサイトでありたいです。」

厳しいチェックに合格した情報を発信

ー他のメディアと差別化するためのこだわりを教えてください。

鈴木「美容だけでなく健康やエクササイズに関する記事も専門家が執筆するようにしています。こうすることで信頼性が高くなるだけではなく、分かりやすく日常に取り入れやすい情報を提案する記事になっています。また、どのような人が書いているのかを明らかにするため、全ての記事にライターさんのプロフィールだけでなく経歴を明記しています。

 

そして信頼できる情報を発信するために、三段階のチェックを実施。まずは編集部が作った記事のテーマづくりや記事案を編集長がチェックします。その後、記事が入稿されたら編集部のスタッフが証拠や信憑性、科学的根拠があるのかを確認。最終的に編集長である私が、チェックしてから公開しています。この流れをとっているおかげで、健全な運用を続けることができています。また、編集部のスタッフにもコスメコンシェルジュや薬事法管理者などの、美容や薬事に関する資格を積極的に取得するように推奨。資格取得後も勉強を続けることで、記事全体のチェックを厳しくしていきたいと考えています。」

出展:つやプラ公式Instagram

ーSNSはどのように利用していますか。

鈴木「現在は主力であるTwitter、FacebookとInstagramを使っています。Instagramの写真は特集で撮り下ろした写真をメインに使用。自分たちで写真を撮ることでイメージのまま、撮影することが可能になります。またウェブ媒体なので、旬なものを旬の時期に発信することが必要不可欠。それを実現するためにも写真は全て自分たちで撮影しています。

 

この他にLINE@を使っていて、現在はそちらに注力しています。LINEは40代女性のユーザーが多く、積極的に使っているというジャストシステムによる調査データがありますし、毎日チェックしているとSNSだと情報を届けやすいこと。これが継続して読んでもらうための施策として効果的だと考え導入しました。現在は友だち数が20万人を超えていて、ファンのニーズにあった記事を1日4本紹介しています。今後はアンケートを取って記事作りに活かしたり、記事を出し分けたり、他のSNSでも行なっているプレゼント企画も行うなど、より幅広い活用をしていくことを考えています。」

編集長としての仕事

ー編集部のスタッフ体制について教えてください。

鈴木「現在は編集長の私を含め4名で運営。そして、専門家のライターさんが外部に60名ほどいます。ライターさんは『つやプラ』として求めている専門知識があるかどうかを第一に優先し、執筆経験やメディアで執筆したいという希望があるのかどうかを参考にお声掛け。継続的に執筆してもらうために、コンスタントに会うようにしています。その時に今のトレンドや編集部として求めていること、ユーザーさんにはどのような反響があるのかを説明。そこでコミュニケーションをとったり、記事の案を出しあったりすることを大事にしています。そうすることで、お互いがより良い関係性で働けるようになっています。」

 

ー業務内容について教えてください。

鈴木「午前中はPV数などの数字周りのチェックをして、それを参考に課題の洗い出しや企画作り、今後の方針やスケジュールを考えます。午後は入稿された記事のクオリティチェックを1日約10本くらい行ったり、新規企画についてライターや編集者と打ち合わせや取材。他にもお呼びいただいた化粧品の新製品発表会などに出向いています。」

キャリアアップのために

ーこれまでのキャリアについて教えてください。

鈴木「美大を卒業後、ウェブデザイナーとしてウェブデザイン制作の会社に勤務していました。その後、ホームページ作るだけではなく、情報を発信する側としてウェブメディアに携わりたいと思い、キャリア女性向けのメディアに転職。その後もいくつかの女性向けメディアの運営に携わりながら、コンテンツ作りや記事の編集について勉強。そして、同世代の美容に役立つ情報発信に携わりたいと思いや自身のキャリアアップのために、現在の会社に転職してつやプラ編集長になりました。」

 

ー編集長としてのやりがいや苦労はなんですか。

鈴木「メディアの責任を全て負うことが一番のやりがいです。普段からの想いであったり、今まで他の女性向けメディアに携わる中で『もっとこうしたら良くなるのに』というようなことが実現できる立場にあるのは、今まで願っていたことなので大変さはあまり感じていません。

編集長としては編集部のまとまりを強くするためにも、常にメディアの方向性を明らかにすることが必要だと思っています。またメディアの規模を大きくしたり、ファンの数を増やしていくことも、編集者としてのやりがいを感じてもらえうために必要なことですね。それだけでなく日々のコミュニケーションを綿密に取るようにしたり、編集会議で各々が意見を出せるように進行することも大事にしています。」

アラフォー向けならではのニーズ

出展:つやプラ “大人”をテーマとした記事

ーメディアを運営する立場から感じることはありますか。

鈴木「世の中に溢れていそうなヘアアレンジやネイルの情報でも、“大人”という要素が加わりアラフォー女性に向けての情報となると意外と少ないこと。ニーズは凄くあるのに、それに応えるような情報が少ないことに驚いています。また美容に関する記事だとメイクアップ商品より、くすみやシミなどのお肌の悩みをカバーしてくれる下地やコンシーラーの記事が人気なこともこの年齢層ならではだと実感。そのようなニーズに『つやプラ』では応えていきたいと日々感じています。」

仕事とプライベートの相乗効果

ーこれからの目標を教えてください。

鈴木「エイジングの悩みを解消・解決する目的だったリニューアル前の特徴に加えて、より多くの女性が理想像を叶えるためのチャレンジができるように、美容というカテゴリーから背中を押したいです。そのためにメディアやSNSでの発信がメインではありますが、多くの女性と関わることが出来るような活動もしていきたいです。今後は『つやプラ』自体がもっと多くの方に広まって欲しいですし、化粧品メーカーさんやライターさん、ユーザーさんたちとコラボレーションして、“つや”というキーワードをもとに、楽しい美容のイベントを開催したりコンテンツを作ったりしていきたいと考えています。

また、自分の趣味であるピラティスやベリーダンスを通して、美容や健康をよくするための活動もしていきたいと考えています。現在、ピラティスはインストラクターの資格について勉強中です。取得後はピラティスが身体に良いことを発信して、仕事といい相乗効果が生まれれば良いなぁと思っています。」

 

「自分と同世代の女性がもっと魅力的な女性になれるようなお手伝いがしたい」とお話ししてくださった鈴木さん。そのために影で努力するだけでなく、ご自身が色々なことにチャレンジされてきた様子は、まさにユーザーの皆さんが目標としている姿を実現しているのではないかと感じるインタビューでした。

 

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