メディ女インタビュー

【肌らぶ】美容情報を多くの人に届けるために

スキンケア・メイクからヘアケア・ライフスタイルまで美に関する様々な情報を発信している「肌らぶ」。今回はターゲットを定めず幅広い年代に情報を届けるための秘訣や、正しい情報を発信するために気をつけていることなど様々なお話を、肌らぶ編集部 森脇綾子さんに伺いました。

2018年10月26日更新

MGL編集部

  • fb
  • line

ターゲットは綺麗になりたい人全員

ーまずはサイトを立ち上げた経緯について教えてください。

森脇「肌らぶは2014年6月に立ち上げ。その当時は主に「肌ナチュール」という化粧品ブランドを取り扱うメーカーで、通販事業が中心でした。しかし、「コンテンツマーケティング」という、広告とは違ったやり方でお客さんを集める手法があることを知り、自分たちも何かできないかと考えるように。当時は美容に関する情報が少なかったり、検索したものと違う内容が出てくることが多かったので、ユーザーにとって価値のある正確な情報を届けたい。そうすれば自分たちのことも多くの人に知ってもらえて、双方にメリットがあるのではないかと思いメディア事業に参入しました。

『肌らぶ』は“美に関する様々な情報を伝えることで、綺麗になりたい人の背中を押し、自信を持ってもらいたい”という想いで運営しています。そのため、当時はクレンジングやファンデーションなどのスキンケア・メイクを中心に情報を発信していました。しかし、肌を綺麗にするには化粧品だけでなく毎日の生活習慣や気持ちの面から意識することも大事だと考え、ヘアスタイルやライフスタイルの記事ジャンルも増やしています。

 

サイト全体としてのターゲットは特に絞っていなくて、美に関して悩みのある全ての方がターゲットになります。そうすれば一人一人と末長いお付き合いができますし、多くの方に楽しんでもらえるからです。その代わり、1つ1つの記事に対してペルソナを設定。それぞれの年代に向けてどういう情報が求められているかを考えて記事を執筆しています。ただ、肌に関する悩みが増えるのが主に30代からということもあり、結果的に30代の女性が一番見に来てくれています。」

 

1つ1つの仕事に責任を持つこと

ー「肌らぶ」の特徴や強みを教えてください。

森脇「1つ1つの記事の内容の充実度にはどこよりもこだわっていると思います。そのために、ライターがマーケティングを行いキーワード調査、記事の執筆・入稿まで全て一人で作業します。また、化粧品の正しい情報を届けるために、日本化粧品検定の参考書や成分辞典を使うだけではなく、不明確なところはメーカーさんに随時確認。曖昧な情報は鵜呑みにするのではなく、しっかり確認することが重要だと感じています。

 

また、私を含め、日本化粧品検定のコスメコンシェルジュやパーソナルカラリストも在籍していますし、元々美容関連の仕事をしていたメンバーも多いので、困ったときは相談してお互いの知識を合わせながら解決しています。そして、品番や商品名のミスはないか、ユーザーに誤解を与える表現はないか、すっと頭に入ってくるか、この記事を読んだ人は本当にこれで満足してくれるのか、他のサイト以上の記事になっているか、などもユーザー目線で徹底的にチェックしています。

最近はアイシャドウやネイルなどカラーバリエーションが豊富なコスメの全色レビューにも注力。美容系YouTuberさんやSNSで発信しているインフルエンサーさんを見ながらユーザーがどんなことを求めているのか探っていたところ、カラーごとのレビューのニーズが高いことに気付きました。そこで、肌らぶであればメーカーさんとも協力してレビュー記事を作れるということで、全色レビューを始めました。ユーザーからは『買っているつもりになれて面白いです』とか『どの色にしようか悩んでいたので、とても参考になりました』などの感想をいただき、始めて良かったと思っています。

 

個性を生かした記事の制作

ー美容メディアが「プレ花嫁応援プロジェクト」を立ち上げたのはなぜですか。

森脇「当メディアは、働き方は様々ですが全員専属ライターで運営しているので、そのメンバー一人ひとりが個性を生かすようにしているんですね。そうすれば記事を書く本人も楽しいし、それがユーザーにも伝わると思っていて。そこで、ちょうど最近結婚式を挙げたライターがいて、以前ブライダルスタッフの仕事をしていたため知識も豊富ということで始めました。まだまだ始めたばかりで、あまり認知はされていないのでこれからどんどん広めていきたいと考えています。」

 

美のプロフェッショナルで運営

ースタッフの運営体制について教えてください。

森脇「現在は30歳前後の女性を中心に約15人で運営しています。そのうち約7割がライターで、美容部員やヘアメイクなど美容のプロとして活躍した経歴を持っているメンバーが多数。ライター全員で企画会議も行っていますが、基本的にはそれぞれのライターが興味のあることやニーズのありそうなものを責任持って調査し執筆しています。

 

以前はマーケティング担当が、キーワードを考えていました。しかし、自分で考えたキーワードじゃないと、本当に熱のこもった記事を書くことはできないのでは?ということに気づき、最初から最後まで責任を持って良いものを作ることに携わってもらうために、現在のような運営方法にシフトチェンジ。カラーバリエーションのレビュー記事の反響が大きかったのも、ライター本人が興味のある記事を書けたからだと思っています。また、ライターは各SNSの運営も行っているので、業務は多岐に渡ります。そして、ライターの他にメディア全体のマーケティング担当や営業担当がいます。」

 

ユーザーのニーズを掴む難しさ

ー森脇さんの業務内容について教えてください。

森脇「私はサイト全体のマーケティングを担当。『肌らぶ』が今後成長していくために必要なことや、これから伸びそうなところを考えてメディア戦略に反映する業務をしています。そのために、最近はユーザーとの繋がりをより強くするべくLINEを運用。当メディアの分析だけでなく、他社の傾向を調査して掴むことも大切です。

そして、LINEを始めてからユーザーのニーズとこちらが提供している情報にずれの生じていることに気づきました。今まではSEO主体の記事制作を行っていたので、まだまだ手探り状態ですが、ユーザーのニーズに合うような情報を提供していきたいと考えています。そのために訴求の仕方やどのような記事だったらクリックして記事を見てもらえるかを日々研究中。一方で、ユーザーのニーズに合わせすぎてしまうと、新しい情報やこちらがちゃんと知っておいてもらいたいことを提供出来なくなってしまうところが難しいですね。」

 

スピードの移り変わりが早い、ネット業界

ー仕事で苦労していることについて教えてください。

森脇「メディア業界は昨日まで上手くいってたことが1日で上手くいかなくなったり、ニーズのあるものがすぐに変わったり、めまぐるしく変化します。なので、常にネットの流行を把握し、現状についていくのが大変です。また、約500万人が見てくれていますが1対1の接客が出来る訳では無いので、ユーザー全員のニーズを知ることは出来ません。なるべく多くのニーズを把握して、そこに対応していくことが課題だと感じます。」

 

何かを追求することの楽しさ

ーこれまでのキャリアについて教えてください。

森脇「大学卒業後、IT系のベンチャー企業に就職して営業・企画をした後、事務に職を変えネイルスクールに通っていました。そして、再度転職をして弊社に入社しました。今年が転職して7年目です。

 

一度ネイルの仕事に興味を持ち、スクールに通い資格を取りましたが、選択肢が広がったことで改めて自分が何をしたいのか、自分には何ができるのかを考えた時に、ネイリストの道はあえて選びませんでした。自分の強みを生かして、裁量の大きいベンチャー気質の会社で社会に影響を及ぼす仕事をしたいと思うようになったのがきっかけです。

 

もともと自分で何かを作り出すことは好きでしたし、その結果の数字を追求するということも好きだったので、自分の求めている仕事が見つかり良かったと思っています。また、今までは知ることのできなかった視点から化粧品をみることができたり、メーカーの方からどんな想いで作っているのかなどのお話を聞いて、その想いを肌で感じることができるのはこの仕事ならではなので、とても面白く感じます。」

 

第二成長期でさらなる飛躍を

ーこれからの目標を教えてください。

森脇「ここまで育ってきたメディアをこれからどう調理していくか、よりよくするためになにかをしなければならない変革期だと思っています。今まで通り責任を持って情報を発信することも大事ですが、それ以上の何かをしていかなければならないでしょう。そのために、自分に足りないマーケティングの分析力を養ったり、ユーザーの心を動かすための戦略を練っていきたいです。

 

また、毎月約500万人の方がメディアを見にきてくれていますが、肌らぶ自体を知ってくれているユーザーは少なく、認知度はまだまだだと感じています。たまたま記事を読みにきているユーザーに、『肌らぶ』というメディアを認知してもらい、『悩んだときはここに来れば大丈夫』というようなメディアにすることが目標。そして、そのユーザーとの繋がりを強くして、規模も密度も濃いメディアにしていきたいです。」

ー最後に、求人情報に興味のある方にメッセージをお願いします。

森脇「メディア業界は本当にめまぐるしく状況が変わるので、その環境を楽しむことができる人とぜひ一緒に働きたいです!“常に刺激が欲しい”“ルーティンだけでは物足りない”という人にはとてもオススメ。

 

肌らぶはまだまだ成長段階で、現在は第二成長期という大きな節目に入っています。自ら仕事を生み出し行動できる人や、積極的に手をあげる人にはどんどん仕事を任せる環境が整っています。人としても、メディアとしても共に成長していきましょう。」

 

お仕事情報

美容情報を発信しているメディアはたくさんありますが、メディアとしてのターゲット層を決めずに運営している「肌らぶ」からは「ひとりひとりのユーザーと末長くお付き合いしたい」という想いを強く感じました。それを実現するために工夫したり苦労されていることはたくさんあると思いますが、それすらも楽しんでいるように感じたインタビューでした。

 

ただいま「肌らぶ」では市場調査・効果測定を行う企画運営と記事制作を行うマーケティングライターを募集しています。雇用形態も正社員かアルバイトか選べ、未経験者も歓迎。ぜひご応募お待ちしております!

関連するキーワード